菅原研究所
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SUGAWARA Laboratories Inc.
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最新情報

日本経済新聞 2010年7月14日付記事

フラッシュ光源分析機器用生産
菅原研究所




精密測定機の菅原研究所(川崎市、菅原重信社長)は環境や医療用の分析機器に使うフラッシュ光源=写真=の製造を始める。 同社は回転中の物質などを検査するストロボスコープ用のフラッシュランプで実績がある。 今後、水質や血液の分析機器でフラッシュ光源の需要が伸びるとみて、生産をシフトする。
このほど分析用光源商社のケイエルブイ(東京・千代田)と提携し受注活動を始めた。 量産工場の新設も検討する。標準価格は1個3万円で、年間3000個の販売を目指す。

日刊工業新聞 2009年9月14日付記事

菅原研究所
回転軸、真円度10ナノメートル
スピンドル装置発売




【川崎】菅原研究所(川崎市麻生区、菅原重信社長、044-989-7311)は、真円度10ナノメートル(ナノは10億分の1)の回転軸(写真)を持つスピンドル装置を開発、 10月1日に発売する。真円度を求められる丸物の加工向け。  油による動圧流体軸受で支え回転させるので、音が小さく振動が少ない。価格は50万円。研削・切削・測定機メーカーなどに年50台の販売を見込む。  モーターと回転軸をカップリングして、回転軸は油による動圧流体軸受で支え回転する。先端のテーパー穴に治具を差し込みワークをつかみ、刃物を固定する仕組み。  回転軸の基部は直径30ミリ×長さ125ミリメートルで全長が180ミリメートル。  軸受は偏心4円弧軸受で、非接触油膜シール方式を採用。回転速度は毎分300-1800回転、同1000-7200回転の二つ。材質は砲金(銅系鋳物)を使用している。  同社は測定精度の高いボールベアリングの性能評価装置を発売した。このため真円度1000ナノメートル以下の回転軸は外注していたが、同100ナノメートル以下のスピンドルが必要となり、内製化した。

日経産業新聞 2009年5月13日付記事

ポイントカード印字・消去用
「集光型フラッシュ」試作
菅原研究所、閃光時間長く




【川崎】フラッシュランプやランプソケット、電源などを開発・製造する菅原研究所(川崎市、菅原重信社長)は ポイントカードの印字・消去などに使う瞬時熱源として利用可能な集光型フラッシュ装置を試作した。 閃光(せんこう)時間を長くし、高出力にしたため、一回の照射で感熱紙などを黒く反応させる ことができるという。  「パワーフラッシュESS−PR01」=写真=は閃光時間を約千分の二秒と長くした。放電用の コンデンサーに充電した約百二十ジュールのエネルギーをランプに供給して発光させる仕組み。 ソーラーシステムの受光部の検査や模擬実験にも活用できるとみている。  菅原研究所は今回の製品化を機にフラッシュ装置の応用開発を強化する。産業用の瞬時熱源、 分析機器、医療向けなど比較的大きな光量を必要とする分野での用途研究を進め、六月をメドに製品出荷を始める計画だ。 一台当たりの価格は百五十万円程度になる見込み。

日本経済新聞 2009年5月13日付記事

「川崎元気企業」
08年度版を発行
市産業振興財団が報告書




川崎市産業振興財団は十二日、二〇〇八年度版「川崎元気企業調査報告書」をまとめた。 事業環境の変化に柔軟に対応している、市内の中小・ベンチャー企業十九社の概要を紹介した。 同調査は〇二年度から実施。今回はテレビスタジオ用機器で優位性を維持している昭特製作所や測定器関連の菅原研究所など、 新規事業にも積極的に取り組む企業を取り上げた。A4判、四十ページ。

日本経済新聞 2008年9月12日付記事

「躍進企業 in かながわ」
菅原研究所(精密測定器)
開花10年先 種探す
開発会議には社長自ら出席




「五年、十年先のシーズ(種)を蓄えたい」。精密測定器の開発・製造などを手がける菅原研究所(川崎市)の菅原重信社長は中長期をにらんだ地盤固めに力を入れ始めた。菅原氏が社長に就任して十月で十周年を迎える。これからは父親で創業者の重二氏が築いた基礎技術の「応用分野をさらに広げる時期」と位置づける。「二代目」としての目標は明確だ。  昨秋、技術開発体制を刷新、開発会議に社長が自ら出席するようにして、興味深いアイデアを拾い上げている。「将来の売り上げにつながる新しい技術の種を探し当てる」(菅原社長)のが狙い。会議の進行を技術者らに任せると、知識が豊富すぎて「難しい」という言葉が先に出てしまうことを心配する。  ストロボスコープ、ベアリング検査機器、モーター性能測定器が事業の三本柱。製造・開発などに欠かせない検査装置の品ぞろえの多さで顧客の信頼を得てきた。  主力のストロボスコープは、回転や移動中の物体に閃光(せんこう)を当てる装置。物体が一瞬静止して見える原理を応用し、さまざまな検査機器に組み込まれている。光源の「キセノンフラッシュランプ」を自社開発できる点も強みだ。  菅原社長は「技術力の裏付け」として、保有特許の件数を改めて重視する。二〇〇〇年までに十三件の特許、二件の実用新案を登録したが、その後は申請に消極的だった点を反省。「今後は一年に一、二件の特許申請をしたい」と話す。  〇七年九月期の売上高は九億七千五百万円。ストロボスコープが四十二%を占め、ベアリング検査機器とモーター性能測定器がそれぞれ二割程度を占めている。〇八年九月期は九億五千万円程度の売り上げを見込むが、ここ数年の年商は九億円前後にとどまっている。  今後はストロボ応用製品の開発を加速し、収益の拡大に弾みを付けたい考えだ。「工業用ヒーター」や医療分野の「眼底検査器」など研究領域が広がってきたという。  サービス範囲も拡大。例えば、モーター性能の測定では、製品販売だけでなく顧客からの測定依頼にも有償で応じている。高額な装置は購入できないが、「測定データがほしい」という顧客の声に応える。規模は小さいながら、売り上げにも徐々に寄与し始めた。  中国・上海で九月下旬に開かれるベアリング関連の展示会にも出展。中国メーカーなども参加するとみられ、新製品のPRや販売を通じて新規顧客の獲得を目指す。  人材難のなか、中途採用と退職者の再雇用で技術力を維持してきた。借入金を圧縮するなど財務内容も改善してきたが、取引先の廃業などで部材調達に手間取るケースもある。景気の変調で「企業間の分業のネットワークが崩れかけているのではないか」と菅原社長は憂慮する。資材の仕入れ量を増やさざるを得ず、「在庫圧縮が進まない」のが悩みの種だという。

日経産業新聞 2008年7月4日付記事

センサー装着だけで測定
菅原研究所
モーター試験器販売




【川崎】測定器製造の菅原研究所(川崎市、菅原重信社長)は、電動モーターの回転シャフトの先端に小型センサーを取り付けるだけでトルク特性や回転速度を測ることができる試験器の販売を始めた。毎分六万回転程度の速度に対応可能という。 発売した「モーターラブ」=写真=は、イスラエルで測定器を手掛けるMEAテスティングシステムズ社が開発した。同試験器の技術に着目した菅原研究所が代理店として販売に乗り出した。 モーター試験器は専用装置を使って回転にブレーキ(負荷)をかけ、トルクを測定するタイプが多い。ただモーターシャフトと試験器の軸の正確な結合に時間がかかるなど課題もあった。 モーターラブはセンサーを金属製の連結部品でつなぐだけで測定作業が可能。付属ソフトへの数値力などでローター部分の重さを計算し、これと加速度の変化からトルクを算出する仕組みだ。 ソフトやモーター設置台などをセットにした基本システム価格は五百万円台から。ステッピングモーターを除くAC(交流)、DC(直流)モーター測定用に売り込む。 菅原研究所は二〇〇六年にMEA社とモーター測定器についての技術パートナーシップの覚書を交わしている。