自動車のVVL技術をささえるBLDCモータの測定

自動車エンジンのバルブ電子制御(VVL)用BLDCモータの負荷トルク特性を、恒温槽内で温湿度管理した状態で測定
(現代KEFICOコーポレーション(韓国) 様)

現代KEFICOコーポレーション様(韓国)は、韓国現代自動車グループの自動車電子部品メーカーです。主に電子制御装置及び燃料噴射装置を製造・販売されています。
高効率かつ低燃費な自動車に対する消費者の関心はますます高くなっていますが、それを可能にする技術のひとつに可変バルブリフト(VVL, Variable Valve Lift)技術があります。VVL技術は、エンジンの回転数に応じてバルブリフト(バルブの開く程度)を最適に調整して空気量を制御することにより、低速域でも高速域でも高出力を実現し、かつ燃料の不必要な損失を防ぎ、有害排気物質を減らす先端技術です。現代自動車様の「連続可変バルブリフトシステム(CVVL, Continuous Variable Valve Lift System)」に使用されるBLDCモータ開発のため、弊社恒温槽対応トルクメータシステムMCT-603が活用されています。
専用治具にモータを取付け、恒温槽側面に設けた穴から槽内に挿入し、温度-40~150℃・湿度30~95%にコントロールされた環境でモータの負荷トルク特性試験を行います。エンジン部分の過酷な温湿度環境下で、モータの負荷特性(回転速度・トルク・入出力パワーの関係)が常温時と比較してどのように変化するのか、を実験・評価されています。
3台のブレーキ部の形状・寸法が共通化されているので、1セットの恒温槽用治具を用いてすべてのブレーキ部を恒温槽にセットすることが可能です。

トルクメータMCT-603システムは、左の写真のように、恒温槽用治具セットを外して弊社標準モータ取付治具MMJシリーズを簡単に取り付けられますので、通常のモータトルク試験機としてもご使用いただけます。

使用機器