熱物性測定装置は試料の熱拡散率(熱伝導率)を測定する装置で、試料片面を熱パルスで過熱し、反対側の面に伝わってくる熱を時間の関数として測定します。試料から周囲への熱損失がなく、印加した熱パルスのパルス幅がゼロとみなせれば、測定値から計算により熱拡散率を求めることができます。熱源としてはフラッシュランプかレーザーが使用されていますが、レーザーに比べ価格が安く、また、加熱面積も広げやすく、小形であることからフラッシュランプが使われています。

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