キセノンランプの技術用語解説

動作電圧範囲

動作電圧範囲キセノンランプが正常に放電発光するためのアノード・カソード間電圧(または、A-K電圧)の範囲を指します。

最大放電管入力

キセノンランプは、入力すべき単発エネルギー(単位ジュールJouleもしくはJ)と、連続繰り返し入力(単位Watt)の許容最大値が規定されています。単発のエネルギーおよび連続繰り返し入力の値については次の式で求められます。

単発入力エネルギー(ジュールまたはJ):
E=1/2CV2
C=放電用コンデンサ容量(ファラッドまたはF)
V=印加電圧(ボルトまたはV)連続

入力エネルギー(ワットまたはW):
P=E・F
F=発光周波数(ヘルツまたはHz)

最高発光周波数

キセノンランプには、それぞれの設計上の制約により最高周波数が規定されています。
内部トリガ管のようにアーク長の短いキセノンランプは、放電発光後の消イオン時間が短いため、比較的高い発光周波数(約1 kHz)まで応答します。
ハイパワー放電入力が可能なアーク長の長い外部トリガ管は、放電発光後の消イオン時間が長いため、応答可能な発光周波数(数Hz~数10 Hz)は、比較的低くなります。

発光安定度

分析機器用光源やFA分野におけるマシンビジョン用光源では、発光光量の安定性が求められます。当社では、キセノンランプの電極部、充電用コンデンサ、スイッチング電源等々の改良により発光光量の安定化をはかっています。
また、キセノンランプの発光光量は、周囲の温度に影響を受ける場合があります。従って、周囲温度の安定化とキセノンランプの冷却が必要とされる場合があります。
また、発光開始直後と連続発光時ではキセノンランプ内のガス温度が異なるため発光光量が多少変化します。高度の発光安定度を必要とする場合には、発光開始時に数分の予備発光を行う必要があります。

閃光時間

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技術ガイド|キセノンフラッシュ