ステッパモータテスタの外観

プルイン・プルアウトトルクの測定

ステッパモータ測定に最も実績あるプローニブレーキ(糸掛け)方式を採用。パソコンとの組み合わせでプルイン・プルアウトトルクを高精度自動測定します。

モータ性能測定器カタログ(PDF: 4.7MB)

極小ステッパモータの測定

極小ステッパモータの測定

超高感度測定用ヘッドSS-R2Nを用意しました。
0.1 mN・m以下の小型ステッパモータを精度よく安定に測定できます。さらに、0.002 mN・m以下の極小ステッパモータの測定にも成功しています。また、リードスクリュー型も測定できます。

SMT-2の解説動画

SMT-2のおもな特長

  • 糸掛け方式で慣性モーメントの少ない安定した測定を実現
  • プルイントルクはホールディング状態からの起動を忠実に測定しています
  • 測定用ヘッドは、0.2 Nから50 Nまで8機種と豊富なので、高精度の測定ができます
  • 自動プロットの特性グラフでモータの性格が容易に据えられます
  • 市販のパソコンで操作・データ保存が可能です

SMT-2の基本構成

  • ステッパモータテスタ:SMT-2
  • コントローラ:SMC-2
  • 検出ヘッド:SS-*N
  • パソコン:Microsoft Windows XP/7/10

負荷トルク検出方式

負荷トルク検出方式

制動糸のテンションを二つのヘッドで検出し、CPUで差動演算し、プルイントルク・プルアウトトルクを求めます。

SMT-2の測定データ例

微小トルク(0.2 mN・m以下)のステッピングモータにおけるプルイントルクとプルアウトトルクを測定<br />グラフはリニアスケールを選択<br />X軸:周波数、Y軸:トルク
五相ステッピングモータのプルイントルクとプルアウトトルクを測定<br />グラフは対数表示を選択<br />X軸:周波数、Y軸:トルク

SMT-2のおもな仕様

型名 SMT-2
負荷方式 糸掛けブレーキ方式
力検出ヘッド定格値 0.2/0.5/1/2/5/10/20/50 N の8種類
トルク測定精度 トルクレンジの±1%以内
駆動パルス周波数設定範囲 16 Hz~50,000 Hz
使用可能なパソコン OS:Microsoft Windows XP/7/10

トルクレンジ表

(mNm)
センサセット型名 センサ定格値(N) プーリ径(mm)
1 5 10 20 40
SS-R2N 0.2 0.1 0.5 1 2 4
SS-R5N 0.5 0.25 1.25 2.5 5 10
SS-1N 1 0.5 2.5 5 10 20
SS-2N 2 1 5 10 20 40
SS-5N 5 2.5 12.5 25 50 100
SS-10N 10 5 25 50 100 200
SS-20N 20 10 50 100 200 400
SS-50N 50 25 125 250 500 1000

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