FAQ
- スガワラのモータ性能測定器について
- スピード・トルク測定装置について
- ステッピングモータ測定装置について
- θ-T測定装置について
よくある質問
Frequently Asked Questions
T.スガワラのモータ性能測定器について
Q.
どの位の範囲の出力パワーが測定できますか?
A.
実績のあるものですとトルク値で最大100 N・m(最大無負荷回転数5,000 r/min)、14 kWまで測定できます。最小では、フルスケール0.1 mN・m(最大無負荷回転数30,000 r/min)のトルク測定器をご用意できます。
実績のあるものですとトルク値で最大100 N・m(最大無負荷回転数5,000 r/min)、14 kWまで測定できます。最小では、フルスケール0.1 mN・m(最大無負荷回転数30,000 r/min)のトルク測定器をご用意できます。
Q.
トルクの検出は何で行っていますか?
Q.
TB測定部にはどんなブレーキを使用していますか?
A.
ブレーキには、おおよそ1.ヒステリシスブレーキ 2.モータブレーキ 3.パウダーブレーキ等がありますが、当社のスピード・トルク測定装置ではヒステリシスブレーキを使用しています。ヒステリシスブレーキは、回転数の変化にかかわらず、供給する電流によってつねに一定の制動がえられる点で優れています。
ブレーキには、おおよそ1.ヒステリシスブレーキ 2.モータブレーキ 3.パウダーブレーキ等がありますが、当社のスピード・トルク測定装置ではヒステリシスブレーキを使用しています。ヒステリシスブレーキは、回転数の変化にかかわらず、供給する電流によってつねに一定の制動がえられる点で優れています。
Q.
ヒステリシスブレーキ方式はその他の方式と比較してどんなメリットがありますか?
A.
ヒステリシスブレーキは磁気材のヒステリシス損によりブレーキ力を得ており、原理的に回転数に依存せず定トルク特性を得ることができます。また、電気的にコントロールしやすく、比較的コンパクトでかつ回転数範囲を広く取ることができるという利点もあります。また、ヒステリシスブレーキは、非接触式なので寿命がきわめて長いと言えます。
ヒステリシスブレーキは磁気材のヒステリシス損によりブレーキ力を得ており、原理的に回転数に依存せず定トルク特性を得ることができます。また、電気的にコントロールしやすく、比較的コンパクトでかつ回転数範囲を広く取ることができるという利点もあります。また、ヒステリシスブレーキは、非接触式なので寿命がきわめて長いと言えます。
Q.
一定負荷を与えて耐久試験(連続負荷試験)を行うことは可能ですか?
A.
基本的に可能です。ただし、TB測定部における連続測定時間は、入力パワーにより異なりますので入力吸収特性表に従って正しくご使用ください。入力吸収特性表の使用限界を超えて使用し続けると、正しい測定ができないばかりでなく、故障の原因となることがあります。
基本的に可能です。ただし、TB測定部における連続測定時間は、入力パワーにより異なりますので入力吸収特性表に従って正しくご使用ください。入力吸収特性表の使用限界を超えて使用し続けると、正しい測定ができないばかりでなく、故障の原因となることがあります。
▲入力吸収特性
Q.
40,000 r/minの高速回転モータの負荷特性は測定できますか?
A.
高速回転用に仕様改造した測定部を選択することができます。このとき回転数とトルク値の算出される出力パワーにより、適切な測定部を選ぶ必要があります*。
高速回転用に仕様改造した測定部を選択することができます。このとき回転数とトルク値の算出される出力パワーにより、適切な測定部を選ぶ必要があります*。
* モータの出力(ワット)は、トルク (N・m)×回転速度 (r/min)×0.1047によって求めることができます。
Q.
TB測定部は無負荷回転数から測定できますか?
A.
ヒステリシスブレーキを支持している軸受の損失分が負荷となっていますので、無負荷回転数からの測定はできません。
ヒステリシスブレーキを支持している軸受の損失分が負荷となっていますので、無負荷回転数からの測定はできません。
Q.
ヒステリシスブレーキ単体の購入は可能ですか?
A.
可能です。用途や使用条件などについて確認・お打合せが必要です。
可能です。用途や使用条件などについて確認・お打合せが必要です。
Q.
モータを恒温槽に入れた状態で負荷特性の測定はできますか?
A.
お客様所有の恒温槽または新規恒温槽に被測定モータを格納し負荷特性を測定することは可能です。 当社ホームページ「環境試験対応機」で紹介しているように恒温槽の取り付けについて多くの実績があります。
お客様所有の恒温槽または新規恒温槽に被測定モータを格納し負荷特性を測定することは可能です。 当社ホームページ「環境試験対応機」で紹介しているように恒温槽の取り付けについて多くの実績があります。
Q.
ステッピングモータ測定装置の測定原理を教えてください。
A.
被測定モータに取り付けたプーリーに制動糸を巻き、その制動糸の張力を制御するとともに力検出しています。
負荷トルクは検出した張力より以下のように求めています。
固定ヘッド(左ヘッド)の張力検出値:F1[N]
移動ヘッド(右ヘッド)の張力検出値:F2[N]
プーリーの直径:D1[mm]
制動糸の直径 :D2[mm]
とすると、負荷トルクT[mN・m]は以下のようになります。
T=|F1-F2|・(D1+D2)/2[mN・m]
被測定モータに取り付けたプーリーに制動糸を巻き、その制動糸の張力を制御するとともに力検出しています。
負荷トルクは検出した張力より以下のように求めています。
固定ヘッド(左ヘッド)の張力検出値:F1[N]
移動ヘッド(右ヘッド)の張力検出値:F2[N]
プーリーの直径:D1[mm]
制動糸の直径 :D2[mm]
とすると、負荷トルクT[mN・m]は以下のようになります。
T=|F1-F2|・(D1+D2)/2[mN・m]
▲負荷トルク検出方式
Q.
ステッピングモータにかける負荷はなぜ糸掛け式が良いのですか?
A.
ステッピングモータは、AC/DCモータのように連続して回転しているのではなく、駆動パルスによってステップ状に断続的に回転しています。そのようにステップごと起動・停止を繰り返しているため、慣性モーメントの影響をきわめて受けやすいモータであると言えます。その測定に当たっては、モータに負わせる負荷の慣性はできる限り小さくしなくてはなりません。慣性が大きいと大きな測定誤差が生じ、特に微小なトルクのモータでは、その誤差が致命的となります。当社のパルスモータアナライザの糸掛け式ブレーキにおいては、モータの軸に取り付ける慣性は極めて薄く加工したアルミ製のプーリーのみですので、最大トルクが0.1 mN・m以下の微小ステッピングモータでも、正確にプルイン・プルアウトトルクが測定できます。
ステッピングモータは、AC/DCモータのように連続して回転しているのではなく、駆動パルスによってステップ状に断続的に回転しています。そのようにステップごと起動・停止を繰り返しているため、慣性モーメントの影響をきわめて受けやすいモータであると言えます。その測定に当たっては、モータに負わせる負荷の慣性はできる限り小さくしなくてはなりません。慣性が大きいと大きな測定誤差が生じ、特に微小なトルクのモータでは、その誤差が致命的となります。当社のパルスモータアナライザの糸掛け式ブレーキにおいては、モータの軸に取り付ける慣性は極めて薄く加工したアルミ製のプーリーのみですので、最大トルクが0.1 mN・m以下の微小ステッピングモータでも、正確にプルイン・プルアウトトルクが測定できます。
Q.
脱調の検出はどのような方法をとっていますか?
A.
回転中のモータに負荷を与えると同期回転中の検出トルクはリップルを含んだ波形となり、脱調すると検出トルクは大きく振動します。この検出トルク波形が大きく振動したことで脱調と判断しています。
回転中のモータに負荷を与えると同期回転中の検出トルクはリップルを含んだ波形となり、脱調すると検出トルクは大きく振動します。この検出トルク波形が大きく振動したことで脱調と判断しています。
Q.
駆動方式の違うモータ(2相励磁、1 – 2相励磁など)の測定はできますか?
A.
可能です。その際、ドライバ各種が必要です。
可能です。その際、ドライバ各種が必要です。
Q.
コギング測定装置は測定器側の軸受トルクも測定されませんか?
A.
本装置では、このトルク変換器の駆動軸側には軸受を設けていますが、ワークとカップリングするトルク検出シャフト側には軸受を設けておりませんので軸受けのトルクは検出されません。これは0.01 mN・m(ATM-2MN/5MNの場合)以下のトルクに対して充分な感度を持つ設計意図があるからです。
本装置では、このトルク変換器の駆動軸側には軸受を設けていますが、ワークとカップリングするトルク検出シャフト側には軸受を設けておりませんので軸受けのトルクは検出されません。これは0.01 mN・m(ATM-2MN/5MNの場合)以下のトルクに対して充分な感度を持つ設計意図があるからです。
Q.
車載用のEPS(電動パワーステアリング)モータのコギングトルク,ロストルク,トルクリップルを正確に評価できる測定器はありますか? また、研究開発用だけでなく、生産ラインでの品質チェックにも使用できるものがありますか?
A.
EPSモータのコギングトルク,トルクリップルを正確に評価するにあたり問題となるのが、モータが発生するトルクにおけるACとDC成分の比率であると考えております。(下図参照)。
EPSモータはコギングトルク,トルクリップル(AC成分)が非常に微小なので、そのDC成分およびAC成分の量に適した定格トルクのATM測定部を選定する必要があります。実測時にはAC成分とDC成分の量を合わせた最大トルクが負荷されるため、ATM測定部には、高いトルク感度と低ノイズが要求されます。当社測定器では独自のトルクセンサ構造を採用することにより軸受をもちいず高いトルク感度と低ノイズを実現しています。したがいまして基本周波数成分の高いEPSモータについても充分に期待に添える測定が可能であると考えております。
EPSモータのコギングトルク,トルクリップルを正確に評価するにあたり問題となるのが、モータが発生するトルクにおけるACとDC成分の比率であると考えております。(下図参照)。
EPSモータはコギングトルク,トルクリップル(AC成分)が非常に微小なので、そのDC成分およびAC成分の量に適した定格トルクのATM測定部を選定する必要があります。実測時にはAC成分とDC成分の量を合わせた最大トルクが負荷されるため、ATM測定部には、高いトルク感度と低ノイズが要求されます。当社測定器では独自のトルクセンサ構造を採用することにより軸受をもちいず高いトルク感度と低ノイズを実現しています。したがいまして基本周波数成分の高いEPSモータについても充分に期待に添える測定が可能であると考えております。
Q.
モータの外形がφ4 mmのマイクロステッピングモータの微小なディテントトルクとホールディングトルクを評価しています。現在使用の測定器はテストモータのセッティングにも時間を必要とし、測定結果にも再現性がなくデータの信頼性に疑問を感じています。
A.
当社のATM測定器は、測定モータとトルクセンサ間に軸受をもちいず高いトルク感度と低ノイズを実現しています。また、テストモータのセッティングもテストモータをセンサシャフトに直接吊るすので芯出しを精度良く、しかも短時間に行うことができます。
当社のATM測定器は、測定モータとトルクセンサ間に軸受をもちいず高いトルク感度と低ノイズを実現しています。また、テストモータのセッティングもテストモータをセンサシャフトに直接吊るすので芯出しを精度良く、しかも短時間に行うことができます。
Q.
ATM測定部の校正方法について教えてください。
A.
縦型のトルクメータは測定軸が垂直方向のため、おもりによる校正ではそのおもりの垂直方向の力を水平方向に変換する必要があります。この変換機構をもったトルク校正器ATC3-**MNをもちい、校正用のおもりを校正バーに吊るして校正を行うことができます。
縦型のトルクメータは測定軸が垂直方向のため、おもりによる校正ではそのおもりの垂直方向の力を水平方向に変換する必要があります。この変換機構をもったトルク校正器ATC3-**MNをもちい、校正用のおもりを校正バーに吊るして校正を行うことができます。
Q.
モータの何を測るのですか?
A.
スガワラでは、モータの負荷特性試験として三種類の分野の測定を提供できます。それは、@速度対トルク試験、A角度対トルク試験、B周波数対トルク試験の三つです。@の速度対トルク試験は、無負荷回転状態のモータに外部から負荷を徐々にかけていき、その時々のモータの速度と発生しているトルクを測定するものです。Aの角度対トルク試験は、モータを測定器側から拘束し、拘束しながらゆっくりと1回転させ、その360°の間の角度とその時々のトルクを測定します。モータが無励磁状態の場合はコギングトルク、励磁状態の場合はトルクリップルなどとも呼ばれます。Bの周波数対トルク特性は、ステッピングモータの駆動周波数とトルクの関係を測定するものです。プルイントルク・プルアウトトルク測定とも呼ばれています。
スガワラでは、モータの負荷特性試験として三種類の分野の測定を提供できます。それは、@速度対トルク試験、A角度対トルク試験、B周波数対トルク試験の三つです。@の速度対トルク試験は、無負荷回転状態のモータに外部から負荷を徐々にかけていき、その時々のモータの速度と発生しているトルクを測定するものです。Aの角度対トルク試験は、モータを測定器側から拘束し、拘束しながらゆっくりと1回転させ、その360°の間の角度とその時々のトルクを測定します。モータが無励磁状態の場合はコギングトルク、励磁状態の場合はトルクリップルなどとも呼ばれます。Bの周波数対トルク特性は、ステッピングモータの駆動周波数とトルクの関係を測定するものです。プルイントルク・プルアウトトルク測定とも呼ばれています。
Q.
トルクの検出はどのようなセンサで行っていますか?
A.
ストレインゲージをもちいた検出がおもで、特に微少なコギングトルクの検出を行うATM測定部では特殊な形状のセンサをもちいて高精度な検出を行うことができます。他にも渦電流式のブレーキを採用し、モータと磁界発生部との相対回転速度からトルクを算出、微少なS-T特性を取ることができるPC-MMA1シリーズもございます。また、モータに負荷をかけずにモータの持つ慣性モーメントとそのモータの角加速度によりトルクを算出してモータの諸特性を検出するMEAシリーズも取り扱っております。
ストレインゲージをもちいた検出がおもで、特に微少なコギングトルクの検出を行うATM測定部では特殊な形状のセンサをもちいて高精度な検出を行うことができます。他にも渦電流式のブレーキを採用し、モータと磁界発生部との相対回転速度からトルクを算出、微少なS-T特性を取ることができるPC-MMA1シリーズもございます。また、モータに負荷をかけずにモータの持つ慣性モーメントとそのモータの角加速度によりトルクを算出してモータの諸特性を検出するMEAシリーズも取り扱っております。
Q.
モータにシャフトがついていませんが測定する方法はありますか?
A.
モータの形状など詳しくお知らせいただければ、ほとんどの場合、専用治具にて対応可能です。
モータの形状など詳しくお知らせいただければ、ほとんどの場合、専用治具にて対応可能です。
U.スピード・トルク測定装置について
Q.
使用する上で最も注意することを教えてください。
A.
まず、安全確認をお願いします。 被測定モータとトルク測定部が正しくセットされ、カップリングの取付けネジがゆるんでいないかを確認後、モータを回してください。 カップリングが不完全な場合、特に金属カップリングでセットビスがゆるんでいると、測定中にカップリングが回転円周方向に飛ぶことがあり、大変に危険です。
まず、安全確認をお願いします。 被測定モータとトルク測定部が正しくセットされ、カップリングの取付けネジがゆるんでいないかを確認後、モータを回してください。 カップリングが不完全な場合、特に金属カップリングでセットビスがゆるんでいると、測定中にカップリングが回転円周方向に飛ぶことがあり、大変に危険です。
Q.
ラインで使用しているのですが、回転部が露出しているのが心配です。
A.
カップリング部を覆う安全カバー(オプション)をぜひご使用ください。
カップリング部を覆う安全カバー(オプション)をぜひご使用ください。
Q.
ユーザで校正はできますか?
A.
トルクメータ測定部には、校正治具が付属されています。
お客様で、トルク値に関する零調整および定格の調整、確認が可能です。また、各成績書を必要とする場合は、測定器を引きとらせていただきます。
トルクメータ測定部には、校正治具が付属されています。
お客様で、トルク値に関する零調整および定格の調整、確認が可能です。また、各成績書を必要とする場合は、測定器を引きとらせていただきます。
Q.
TB測定部におけるトルク値の校正方法について教えてください。
A.
校正は静的校正となります。物理学のモーメントの原理に従い、トルク測定部のシャフトに取り付けた校正バーとそれに吊るす分銅によって校正を行います。付属の分銅を校正バー端の切り溝に吊るすと定格トルクを示すようになっているので、定格値を示すようボリュームで調整します。
校正は静的校正となります。物理学のモーメントの原理に従い、トルク測定部のシャフトに取り付けた校正バーとそれに吊るす分銅によって校正を行います。付属の分銅を校正バー端の切り溝に吊るすと定格トルクを示すようになっているので、定格値を示すようボリュームで調整します。
Q.
分銅を使用する校正はどのくらいの頻度で行うのが良いのですか?
A.
分銅による校正値はあまり変動するものではないので測定のたびに行う必要はありません。お客様のご使用状況に合わせ1週間ごと、1ヶ月ごとなど定期的に校正されることをお奨めいたします。
分銅による校正値はあまり変動するものではないので測定のたびに行う必要はありません。お客様のご使用状況に合わせ1週間ごと、1ヶ月ごとなど定期的に校正されることをお奨めいたします。
Q.
残留磁気の脱磁の方法を教えてください。
A.
ブレーキを励磁して、シャフトをモータなどで100 r/min以上で回転させながら、ゆっくりと励磁をゼロまで下げると消去されます。 簡単にある程度残留磁気を消去するには、シャフトに校正バーを取り付けて回転させながら励磁をゆっくりとゼロ迄下げてください。
ブレーキを励磁して、シャフトをモータなどで100 r/min以上で回転させながら、ゆっくりと励磁をゼロまで下げると消去されます。 簡単にある程度残留磁気を消去するには、シャフトに校正バーを取り付けて回転させながら励磁をゆっくりとゼロ迄下げてください。
Q.
速度対トルク特性試験における測定条件の設定の方法を教えてください。
A.
スガワラのスピード・トルク測定装置は、動作点移動方式を採用しています。これは、測定ポイントとしてモータの動作点(負荷と速度が釣り合う点)を設定する方法です。お客様はコントローラのソフト上の設定画面で、モータにかける負荷を、たとえば「0 N・mから10 N・mまで0.5 N・m刻みの条件で測定する(=0, 0.5, 1, 1.5, …, 10.0 N・m)」というように入力するだけで測定条件を設定することができます(トルク制御)。/あるいは、指定の回転速度になるように、負荷トルクを制御することも可能です(速度制御)。測定したトルク値を制御にフィードバックするクローズドループ式ですので、スイープ式測定器にあるPID制御における、手数がかかり経験を要するP(比例制御)、I(積分制御)、D(微分制御)の各パラメータ値を、お客様が設定する必要がありません。
スガワラのスピード・トルク測定装置は、動作点移動方式を採用しています。これは、測定ポイントとしてモータの動作点(負荷と速度が釣り合う点)を設定する方法です。お客様はコントローラのソフト上の設定画面で、モータにかける負荷を、たとえば「0 N・mから10 N・mまで0.5 N・m刻みの条件で測定する(=0, 0.5, 1, 1.5, …, 10.0 N・m)」というように入力するだけで測定条件を設定することができます(トルク制御)。/あるいは、指定の回転速度になるように、負荷トルクを制御することも可能です(速度制御)。測定したトルク値を制御にフィードバックするクローズドループ式ですので、スイープ式測定器にあるPID制御における、手数がかかり経験を要するP(比例制御)、I(積分制御)、D(微分制御)の各パラメータ値を、お客様が設定する必要がありません。
Q.
定負荷をかけた寿命試験について教えてください。
A.
制御部のマニュアルモードで負荷を設定し、試験を行うことができます。ただし、モータの出力がTB測定部の入力吸収の限界を超えて使用しないようご注意ください。故障の原因になります。各測定部の入力吸収特性表は、取扱説明書でご参照願います。
制御部のマニュアルモードで負荷を設定し、試験を行うことができます。ただし、モータの出力がTB測定部の入力吸収の限界を超えて使用しないようご注意ください。故障の原因になります。各測定部の入力吸収特性表は、取扱説明書でご参照願います。
▲入力吸収特性
Q.
三相モータのインバータの回路設計に携わっていますが、インバータの入力側と出力側の電力、電圧、電流、を測定しつつ、三相モータのトルクと回転数の関係を測定することは可能ですか?
A.
モータアナライザPC-SAA2のソフトPC-EMA1-W2Sと、横河電機製ディジタルパワーメータWT-1600を組み合わせることで可能です。最大6エレメントまで装着できるので、例えば三相入力インバータの入力側の3電圧、3電流、3電力、モータへの出力側の3電圧、3電流、3電力及び入出力の効率を測定でき、三相モータのトルクと回転数の関係を測定することができます。
モータアナライザPC-SAA2のソフトPC-EMA1-W2Sと、横河電機製ディジタルパワーメータWT-1600を組み合わせることで可能です。最大6エレメントまで装着できるので、例えば三相入力インバータの入力側の3電圧、3電流、3電力、モータへの出力側の3電圧、3電流、3電力及び入出力の効率を測定でき、三相モータのトルクと回転数の関係を測定することができます。
Q.
TB測定部を増設するのですが、1台の制御部で複数の測定部を使用できますか?
A.
オプションの測定部切替えボックス「EMA-CB」をご使用いただければ、トルク測定部4台を接続し、各測定部を選択してご使用いただけます。
オプションの測定部切替えボックス「EMA-CB」をご使用いただければ、トルク測定部4台を接続し、各測定部を選択してご使用いただけます。
Q.
校正を依頼することはできますか?
A.
測定器を当社にご送付いただければ、当社の工場で校正作業を行います。
測定器を当社にご送付いただければ、当社の工場で校正作業を行います。
Q.
EXCELでデータ処理はできますか?
A.
CSVファイルで保存されますので、EXCELにてご使用いただけます。
CSVファイルで保存されますので、EXCELにてご使用いただけます。
Q.
回転数表示がばらついたり、実回転より低く表示されたり、表示しなくなったりします。
A.
TB測定部の回転検出器(円盤)にほこりがついている場合があります。営業担当にご相談ください。
TB測定部の回転検出器(円盤)にほこりがついている場合があります。営業担当にご相談ください。
Q.
トルク表示及び回転数表示が安定しません。
A.
TB測定部のシャフトと測定モータのシャフトのカップリングにズレがないか、または、カップリングのところでスリップしていないかをご確認ください。
TB測定部のシャフトと測定モータのシャフトのカップリングにズレがないか、または、カップリングのところでスリップしていないかをご確認ください。
Q.
校正すると左右の値が異なります。
A.
励磁をしてから分銅を校正バーに吊るし、校正バーが平行になっているかご確認ください。
励磁をしてから分銅を校正バーに吊るし、校正バーが平行になっているかご確認ください。
Q.
トルクメータのシャフトが回転しません。
A.
被測定モータの起動トルクが小さいため回転しない場合があります。
トルクメータのシャフトを手で回転させてください。
励磁がかかった状態になっていないかご確認ください。
被測定モータの起動トルクが小さいため回転しない場合があります。
トルクメータのシャフトを手で回転させてください。
励磁がかかった状態になっていないかご確認ください。
Q.
TB測定部のシャフトを手で回すとカクカクした手応えがあります。
A.
測定終了時の条件によって、ブレーキ部の磁気が消去されず(残留磁気)コギング状の負荷が残ってしまうことがあります。取扱説明書をご参照のうえ、残留磁気の消去を行ってください。
測定終了時の条件によって、ブレーキ部の磁気が消去されず(残留磁気)コギング状の負荷が残ってしまうことがあります。取扱説明書をご参照のうえ、残留磁気の消去を行ってください。
Q.
測定中に異音がします。
A.
測定部が発する異音の場合、軸受の劣化によるガタが発生している可能性があります。
ご使用年数にもよりますが、一度点検の必要がありますので、営業担当にご相談ください。
測定部が発する異音の場合、軸受の劣化によるガタが発生している可能性があります。
ご使用年数にもよりますが、一度点検の必要がありますので、営業担当にご相談ください。
Q.
一定負荷を与えているが負荷が安定しません。
A.
モータアナライザ又はTB測定部の不具合が考えられますので、営業担当にご相談ください。
モータアナライザ又はTB測定部の不具合が考えられますので、営業担当にご相談ください。
Q.
無負荷でモータを回転させているはずなのに負荷が加わっています。
A.
TB型はブレーキ部を軸受で支持しており、被測定モータを無負荷で回転させた場合でも、僅かですが軸受損失分、風損分が加わります。
TB型はブレーキ部を軸受で支持しており、被測定モータを無負荷で回転させた場合でも、僅かですが軸受損失分、風損分が加わります。
Q.
トルク校正時にCW, CCWの値が大きくずれるのですが、調整は可能ですか?
A.
トルク検出器の故障の可能性が高いです。営業担当にご相談ください。
トルク検出器の故障の可能性が高いです。営業担当にご相談ください。
Q.
電圧値や電流値を測定しません。
A.
次の内容をご確認ください。
次の内容をご確認ください。
- モータや電源などは正しく接続されていますか?
- アナライザとEVA-1もしくはWT-1600(横河電機製)は正しく接続されていますか?
- EVA-1の場合、Driveが♯2以上になっていますか?
- WT-1600(横河電機製)の場合、必要なエレメントが有効になっていますか?
- 電圧、電流のレンジは正しく設定されていますか?
Q.
回転数の低いギアードモータを測定しようとしたところうまく測定できません。
A.
数百回転のギアードモータなどの測定には、測定部の回転検出器(円盤)を標準の60P/Rから600P/Rに変更することをお奨めします。回転検出の分解能を高めることで低速域の回転を検出できるようになります。
数百回転のギアードモータなどの測定には、測定部の回転検出器(円盤)を標準の60P/Rから600P/Rに変更することをお奨めします。回転検出の分解能を高めることで低速域の回転を検出できるようになります。
Q.
モータアナライザPC-SAA2をもちいて単相モータのS-T特性、電流電圧特性を測定しようとしているのですが、電流電圧を測定できません。
A1.
Drive が#1になっている可能性があります。
RangeメニューでDriveを選び、#2を選択してください。
A2.
実測する電流電圧がRange設定値を超えている可能性があります。
Rangeメニューで適切なRangeを設定してください。
Drive が#1になっている可能性があります。
RangeメニューでDriveを選び、#2を選択してください。
A2.
実測する電流電圧がRange設定値を超えている可能性があります。
Rangeメニューで適切なRangeを設定してください。
Q.
ソフトを起動してもモータアナライザと通信しません。
A.
次の内容をご確認ください。
次の内容をご確認ください。
- パソコンとモータアナライザは正しく接続されていますか?
- パソコンのCOMポートは正しく設定されていますか?
- モータアナライザは通常COMポート1に設定されています
- 通信ポートの設定は正しくされていますか?
- WT-1600(横河電機製)のボーレート設定値は19200 bpsに設定されていますか?
- ソフトウェアは正しくインストールされていますか?
V.ステッピングモータ測定装置について
Q.
推奨する測定糸を教えてください。
A.
当社では直径0.8 mm、0.5 mm、0.2 mmの糸を用意しております。
当社では直径0.8 mm、0.5 mm、0.2 mmの糸を用意しております。
Q.
測定糸は何回ぐらい使用できますか?
A.
お客様のご使用状況に合わせ5回から10回と回数を決めて破棄されることをお奨めいたします。
また、「糸の表面がケバ立ってきたとき」を交換時期の目安とすることもできます。
お客様のご使用状況に合わせ5回から10回と回数を決めて破棄されることをお奨めいたします。
また、「糸の表面がケバ立ってきたとき」を交換時期の目安とすることもできます。
Q.
「測定スタート」コマンドで糸を引っ張り続けてしまいます。
A.
モータが回転していない可能性が高いので測定を中止し、モータの回転が正常に動作しているかご確認ください。
モータが回転していない可能性が高いので測定を中止し、モータの回転が正常に動作しているかご確認ください。
Q.
脱調を検出しません。
A.
ステッピングモータを回転させ負荷を加えた時、同期回転中の検出トルクはリップルを含んだ波形となります。しかし脱調すると検出トルクは大きく振動します。 PC-PMA2/PMM-1/PMA-H-**はこのトルク検出波形が大きく振動したことで脱調を判断しています。この脱調検出の感度は3段階になっています。#1を選択すると最高に高い検出感度を,#2では中間の感度を,#3では低い感度を設定します。高い検出感度を設定してしまうと、ワークによっては同期回転中のリップルを脱調と判断してしまうことがあります。ワーク・状況に応じて感度を設定しなおしてください。
ステッピングモータを回転させ負荷を加えた時、同期回転中の検出トルクはリップルを含んだ波形となります。しかし脱調すると検出トルクは大きく振動します。 PC-PMA2/PMM-1/PMA-H-**はこのトルク検出波形が大きく振動したことで脱調を判断しています。この脱調検出の感度は3段階になっています。#1を選択すると最高に高い検出感度を,#2では中間の感度を,#3では低い感度を設定します。高い検出感度を設定してしまうと、ワークによっては同期回転中のリップルを脱調と判断してしまうことがあります。ワーク・状況に応じて感度を設定しなおしてください。
W.θ-T測定装置について
Q.
ファンモータのコギングトルク測定時、0°と360°の測定値がずれてしまいます。
A.
ゲルカップリングを繰り返し使用している場合、ゲルカップリング表面の汚れによる粘着力低下の不具合が起きることがあります。ゲル部分をはずして水洗いするか、新品と交換してください。
ゲルカップリングを繰り返し使用している場合、ゲルカップリング表面の汚れによる粘着力低下の不具合が起きることがあります。ゲル部分をはずして水洗いするか、新品と交換してください。
X.モータ測定サービスなど
Q.
データ測定をお願いできますか?
A.
有償にて承ります。
基本料金は1日あたり15万円から20万円となります。
その他にモータ固定用治具やカップリングなどを新たに製作する必要がある場合、上記金額の他に製作費を頂戴いたします。 詳しくは当ウェッブサイトの「有償データ測定サービス」をご参照ください。
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基本料金は1日あたり15万円から20万円となります。
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