キセノンランプの発光には、高電圧・高エネルギーを使用します。感電・火傷・けがなどに対する予防のため、以下の事項を必ずお守りください。

危険

以下の事項を無視し誤った取り扱いをすると、死亡または重傷を負う可能性があります。

  • ランプ交換や機器清掃でキセノンランプに触れる場合は、電源を切った後5分以上経過し、かつ機器内部のトリガ管電圧、ランプ表面の温度が十分に低下しているのを確認してから行ってください。
  • キセノンランプの発光状態を観察するような場合は、必ず保護メガネや手袋などの保護具を着けてください。キセノンランプは紫外線を含む強力な光線を発していますので直視したり、直接皮膚にあてないでください。
  • キセノンランプは、ガラス製品ですので破損したりそのガラス片でケガをする危険があります。点灯は、必ず専用ランプハウス内で行ってください。ランプハウスの設計は、万一ランプが破損してもガラスの破片が飛散しない構造にしてください。
  • キセノンランプを落下させたり振動・衝撃を与えないでください。ランプには高圧ガスが封入されています。強い衝撃を加えたり、ガラスの表面に傷などをつけますと、破損しガラス片が飛び散る危険があります。

注意

以下の事項を無視し誤った取り扱いをすると、障害を負ったり物的損害を生じさせる可能性があります。

  • 寿命*を過ぎたキセノンランプは、すみやかに新品と交換してください。寿命を過ぎてキセノンランプを使用し続けると、キセノンランプの光量が低下するばかりでなく、発光ぬけ・持続放電・ノイズの増大などの異常動作を引き起こします。その結果、充電回路の故障やキセノンランプのソケット損傷などが発生することがあります。

*当社では、キセノンランプの寿命を光量半減期(保証寿命)として規定しています。光量半減期については、取り扱い説明書をご覧ください。

  • キセノンランプを雨や水滴のかかる状態や湿度の高いところで使用しないでください。
  • キセノンランプを落下させたり振動・衝撃を与えないでください。発光の安定性を損なうことがあります。
  • キセノンランプには素手で触れないようにしてください。もし触れた場合は、キセノンランプのついた指紋・汚れなどをメタノール(アルコール)などで拭き取ってください。窓部の汚れは紫外線の透過を著しく妨げます。
  • キセノンランプは定格入力エネルギー内にてご使用ください。
  • キセノンランプは、トリガーパックに確実に取り付けてください。
  • 当社キセノンフラッシュランプ発光装置(ストロボスコープ、ナノパルスライトなど)におけるキセノンランプの交換は、必ず指定されたランプと交換してください。同じ形状でも、仕様の異なるキセノンランプがありますのでご注意ください。

お問い合わせ

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